適切な時期の見極めは
専門家にご相談ください
矯正治療は、幼児期などの早い時期に行うほうが良いと一般的には思われているかもしれません。ご相談が早いに越したことはありませんが、顎骨の成長途中のお子さまの歯並びは特に変わりやすく、早めに相談して問題ないからと言って数年放置してしまい治療が困難になるケースもあります。経過を観察し適切なタイミングで、適切な処置を行うことが矯正治療では大切です。
全体的な矯正から
部分的な矯正まで
ご希望に合わせて治療します
歯が生えそろうまでの注意点
歯がまだない時期や、乳歯が生えそろう前など、早期の受診は判断がつきづらいこともあります。
運動機能や悪習慣(歯並びに影響を与える癖)の改善や、バランス良く噛む訓練を行うことで装置を使用した矯正治療が不要になるケースもあり、未然に歯列異常を防ぐことができるかもしれません。
日頃の癖に気を付けて
しっかり噛める状態を
目指します。
- 0歳～6か月 （無歯期）
- 6か月～3歳 （乳歯咬合完成前期）
- 3歳～6歳 （乳歯咬合完成期）
お口の状態により
装置を使用し、
骨格・歯列を整えます。
- 6歳～9歳 受け口などの場合は装置を使用します。
- 9歳～12歳 骨格を整えるための治療を行っていきます。
- 12歳～15歳 歯に直接力をかける装置を取り付けていきます。
※おおよその目安年齢となりますので、個人差があります。
お子さまの矯正は無理に
勧めることはありませんが、
タイミングは逃しません
お子さまの口腔内は歯や顎骨の状況が刻々と変化しています。そのため、矯正をできるだけ早く始めたほうがいいのか、少し期間をおいてどのように成長してくるか観察をしたほうが良いのかの判断は、矯正を専門に行っている歯科医師であっても難しいことがあります。
矯正装置の使用や、運動機能のトレーニングなどお子さまの性格に配慮しなければ継続が困難になってきます。また、ご家族の協力も必ず必要になるため、お子さまを含めご家族の方にもしっかりと説明を行い、治療に最適なタイミングを逃さないよう治療計画を立てていきます。
治療の開始時期や歯列の状態に
より様々な装置を使い分けます
矯正に使用する装置は様々あり、多種多様でそれぞれ目的も異なってきます。顎の発育を促進する装置や歯に直接力を加える装置、根本の原因となる悪い癖を矯正する装置など、患者さまの症状や状況に合わせて装置をご案内いたします。
